和紙の魅力を伝える新企画の作業

前回記事の続きです

 

 

この木版を和紙の上に乗せ

 

スプレーする

 

 

スプレーで絵の土台が出来るので

そこに描き込む

 

 

こんな感じです

※画像がこれしか無くてすみません

 

 

その絵の上に落水紙を張って

※直前まで落水紙でサンドイッチする事を考えてましたが、もっと単純に上に張る事にしました

 

完成系がコチラです

 

 

左の絵が前から照明を当てた状態で

右の絵が後ろから照明を当てた状態です

 

この技法を

落水透世」ラクスイスキヨ

 

と名付けました

 

Rakusui-SUKI-yo

ケミ芥見が考案したオリジナルの技法“落水透世”です。
絵を描き上げた後、その絵の上に新しくすきたての(濡れたままの)和紙を乗せます。そしてその和紙に雨の様にシャワーで水を落とします。(「落水紙」といって、読んで字のごとく水を落として模様を作る和紙の事で、美濃市で開発された技法)
落ちた水で表面の和紙に濃淡ができ、奥の絵にも濃淡が出来ます。
一見、表面の落水紙のせいで絵の薄い作品に見えますが、後ろから光を当てることにより絵が浮き出てくるとう作品です。